台湾国内最大級の「B2Bプラットフォーム」の運営機関である台湾貿易センターは、台湾の経済部国際貿易局から、台湾メガネ業界の持続的な成長および、グローバル市場の開拓支援の委託を受け、東京で開催される『国際メガネ展(IOFT)』に遠隔で参加した。今回、台湾の出展社数が計14社、高品質メガネ製品が45点を超えたという。3日間の開催で約1万人以上のオン・オフライン来場者(バイヤー)を迎えた『国際メガネ展(IOFT)』は20日に円満に幕を閉じた。
今年、東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開催されたメガネ展では、主に8つの製品「コンタクトレンズ」、「サングラス」、「メガネケース・アクセサリー」、「光学レンズ」、「レンズ加工機器」が展示された。台湾貿易センターのブースでは、裕群光電科技株式会社の「安全老眼メガネ」は、EN166規格とANSIZ87規格準じ、ポリカーボネート製の傷防止安全レンズ/傷防止老眼レンズを使用しているという。本製品はZoff、ビックカメラ、およびルネッテリアなど日本のメガネ大手チェーン店からの問い合わせや調達要求を受けた。また、俞泰工業株式会社の「線偏光式3Dメガネ」は、高度な偏光技術で3D映像をリアルに再現でき、材料も環境に優しく、リサイクル可能なプラスチックを採用しており、バイヤーのT.G.C. (Tokyo Glass Company)、EIKODO、メガネのイタガキからの注目を集めた。コロナ禍で遠隔会議が一般化した現在の状況に応じ、台湾貿易センターの現場スタッフは、興味を寄せたバイヤーが即座にビジネスチャンスをつかめるよう、台湾貿易センターのインスタントメッセージ機能で当社と連絡を取り、その場で製品仕様やその他の詳細情報の問い合わせができた。
台湾貿易センターは、現場で高品質なメガネサンプルを宣伝するほか、同時に日本語サイト(https://jp.taiwantrade.com/)および台湾貿易センターのメガネ産業WEBサイト(https://optical.taiwantrade.com/)の宣伝も兼ねていた。今回の展示会で大手メガネチェーン店からの関心と問い合わせを受け、成功を収めた台湾貿易センターは、台湾国内に居ながらも海外へビジネスチャンスを広げることができた。
懸念の多いコロナ禍で開催された今年の国際メガネ展(IOFT)は、海外の出展者に新たな参加方法を提供した。今年はアメリカ、オーストラリア、イギリス、イタリア、韓国、タイなどからの出展社数が300社を超え、入場制限がかかったコロナ禍の中で遠隔参加によって新たな解決策を発見することできた。
会社名:Taiwan External Trade Development Council (TAITRA)
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