都議会自民党 約10人が100万円超不記載か 政治資金収支報告書 政治資金パーティーで販売ノルマ超えた収入 | NHK

「都議会自民党」が2019年と2022年に開いた政治資金パーティーでは、都議らが販売ノルマを超えて集めた分の収入が政治資金収支報告書に収入として記載されていない疑いがあることが明らかになり、こうした記載状況について弁護士を交えて調査が進められています。関係者によりますと、2019年に開かれた政治資金パーティーでは、ノルマを超える枚数のパーティー券を販売した都議らが20人ほどいたことがわかっているということです。さらに、このうち半数にあたるおよそ10人については、「都議会自民党」の収支報告書に収入として記載されていない額がそれぞれ100万円を超えるとみられるということです。「都議会自民党」は2022年のパーティーについても収支報告書に不記載がないか詳しく調査し、結果がまとまりしだい公表することにしています。政治資金パーティーをめぐっては自民党の派閥がノルマを超えて集めた分を派閥の収支報告書に収入として記載せず、議員側にキックバックするなどしていたとして問題となっていました。

日本交通、東京の政治経済の中心や渋沢栄一ゆかりの地を巡る「社会科見学タクシー」 – トラベル Watch

小中高生・家族向けに「社会科見学タクシー」を限定運行  日本交通は、夏休みにあわせて小中高生・家族向けに「社会科見学タクシー」を8月5日から期間限定運行する。日本交通の観光タクシーで都内の名所、話題の場所を巡るほか、今回は渋沢栄一ゆかりの地を巡る特別コースを用意している。料金は3時間1万5220円~、以降30分ごとに2470円。  都内最大手・日本交通の約1万人の乗務員から選抜された、 都内観光の専門資格を有するEDS(エキスパート・ドライバー・サービス)観光担当乗務員が、夏休みの自由研究のテーマにもなるスポットへ案内する。10歳以上の子供に限り1台当たり3名まで、子供のみでの乗車も受け付ける。  現在、観光タクシー企画「偉人の軌跡 渋沢栄一編」を運行中。新1万円札や大河ドラマで注目されている渋沢栄一は、資本主義の父と呼ばれ、明治から昭和にかけての経済発展に大きな貢献をした人物。東京駅や日本銀行、邸宅のあった飛鳥山周辺を始め、東京の街に数多く点在する渋沢栄一ゆかりの地を巡ることができる。  事前に要望を聞いて、オリジナルコースを作成することも可能。出発地または最終到着地は東京23区・武蔵野市・三鷹市に限定される。 コース例1 東京・話題の名所めぐり(所要時間3時間): 東京駅丸の内口~皇居(楠公駐車場下車参観)~国会議事堂~新国立競技場~明治神宮(下車参拝)~JR原宿駅・WITH HARAJUKU、渋谷・MIYASHITA PARK~都心部希望場所 コース例2 渋沢栄一ゆかりの地めぐり(所要時間3時間): 東京駅丸の内駅舎~一ツ橋・皇居~大手町・丸の内~日比谷・内幸町~日本橋~兜町~永代~京橋~東京駅丸の内駅舎

自民 安倍派 池田佳隆衆議院議員と政策秘書を逮捕 政治資金規正法違反の疑い 東京地検特捜部 | NHK

逮捕されたのは、▽安倍派「清和政策研究会」に所属する衆議院議員で、7日、自民党から除名された池田佳隆容疑者(57)と▽政策秘書の柿沼和宏容疑者(45)です。東京地検特捜部によりますと、池田議員は、会計責任者だった柿沼秘書と共謀し、おととしまでの5年間に安倍派からあわせて4800万円余りのキックバックを受けたにもかかわらず、みずからが代表を務める資金管理団体「池田黎明会」の収入として記載せず、政治資金収支報告書にうその記載をしたとして政治資金規正法違反の疑いが持たれています。安倍派では、所属議員がパーティー券の販売ノルマを超えて集めた分の収入を議員側にキックバックし、その分を派閥側や議員側の収支報告書に記載しない運用が組織的に行われた疑いがあり、特捜部は先月27日、所属議員の中でも高額のキックバックを受けていた池田議員の事務所などを捜索し、捜査を進めていました。特捜部は池田議員を逮捕した理由について「具体的な罪証隠滅のおそれが認められた。金額も考慮したが、罪証隠滅のおそれが大きいと判断したため逮捕した」と説明しました。池田議員は比例代表・東海ブロック選出で当選4回。おととし8月まで10か月間、文部科学副大臣を務めました。安倍派で裏金化した資金の総額は、議員側が派閥側に納入していないパーティー収入も合わせて6億円規模に膨らむ疑いがあり、一連の問題は安倍派の国会議員が逮捕される事態になりました。特捜部は池田議員を本格的に取り調べ収支報告書が作成された経緯など実態解明を進めるものとみられます。

「石丸フィーバー」なぜ起きた? 「政治が面白い」「人柄を信じられる」と無党派層に言わせた独自の戦略:東京新聞 TOKYO Web

 7日に投開票された東京都知事選で、東京では全く新顔の前広島県安芸高田市長、石丸伸二氏(41)が、立憲民主党や共産党などが支援する前参院議員の蓮舫氏(56)を押さえて2位となる見通しだ。主要政党や組織の支援を受けない石丸氏の選挙戦で実動部隊を担い、「石丸フィーバー」(選対幹部)を演出したのは、どんな人たちだったのか。(佐藤裕介) 聴衆とタッチを交わす石丸伸二氏=6月26日 ◆「支持政党なし」の投票先、最多は石丸氏  石丸氏は7日、「これまで選挙に縁がなかった方が今回投票に行かれたという動きはあったと思う。政治というのは、あくまで住民の意識でしかないので、その意識が少しでも変わってきたのなら、自分にとってはものすごく大きな成果だ」と選挙戦を振り返った。  そうした動きが出た要因については、「面白そうだ(と有権者が感じた)からじゃないか。本人が楽しそうに選挙に向き合ってる」と話した。  東京新聞などが実施した投開票日当日の出口調査では、「支持政党なし」層の投票先で最も多かったのは石丸氏の37.99%で、小池氏の30.56%や蓮舫氏の16.60%を上回った。 ◆ネット駆使して「実質ゼロ円都知事」構想  「スマホのラインの友達に(自身の)写真や動画を撮って、迷わず送って」  石丸氏は選挙戦終盤の7月3日、JR日暮里駅(荒川区)前での街宣で集まった聴衆にそう呼びかけた。  市長を務めた安芸高田市のYouTube公式チャンネルの登録者数(26万人超)が、自治体として日本一だったと強調。自らが知事になれば都の公式チャンネルの登録者数が増え、広告収入の増額分で「都知事の年収分くらい稼げるんじゃないか」とし、自身が当選すれば「実質ゼロ円都知事」が誕生するとPRした。各地の街宣でも同様の呼びかけを続けた。 石丸氏の選挙カーに貼られた「撮影・拡散OK」のチラシ  街宣車には「SNS投稿OK」「撮影・拡散OK」のステッカーを貼るなどの工夫も凝らし、政策の内容以上にネットを通じた名前の浸透に軸足を置いた。 ◆小池氏や蓮舫氏の主張は「あまり知らない」  石丸氏の陣営によると、選挙運動を手伝うボランティアの数は、5月下旬から6月末までの短期間で5000人を超えた。街頭演説の現場を取材すると、選挙戦を支えた支援者や聴衆には「初めて政治に関心をもった」と話す人が目立った。  3日にJR日暮里駅前で街宣を聞いていた江東区の男性会社員(28)は1年ほど前にYouTubeで市長時代の石丸氏を知り「こんなにはっきり物事を言う政治家がいるんだ」とひかれた。 石丸伸二氏の街宣に集まった聴衆=6月26日、東京都世田谷区  これまでは現職の小池氏や既存政党の動向に「全く関心はなかった」が、石丸氏の出馬を知り「今回は東京を良くするために絶対に投票しないといけない」と感じた。小池氏や蓮舫氏の主張については「あまり知らない」といい、石丸氏に実現してほしい政策は「特にはない」ものの、「石丸さんは人柄を信用できる」と期待していた。  近くにいた世田谷区の女子大学生(22)も無党派層を自認。やはりYouTubeで石丸氏を知り、「政治が面白いものだということが分かり、彼のファンになった」という。  同じ場所で聴衆の交通整理に当たっていた小平市の女性(61)も、石丸氏を知ったのはYouTube。「言っていることが分かりやすくて、政治が一気に身近に感じた」。 聴衆を前に支持を呼び掛ける石丸伸二氏  これまでの都政に大きな不満を持っていたわけではないが、強い閉塞(へいそく)感は感じていたという。「将来世代のために未来の東京に向けた道筋をつけないといけない」と感じ、未経験だった選挙ボランティアへの登録を決めた。 ◆「一種の地殻変動が起きた」  石丸選対の事務局長を務めた藤川晋之助氏は、石丸氏の発信力を「稀有(けう)な才能」と高く評価する。  自民党田中派の議員秘書などを務め、民主党時代の小沢一郎氏らの選挙も手伝った藤川氏は、150回余りの選挙戦に参謀役として携わって140回以上の勝利を重ね、永田町界隈(かいわい)では「選挙の神様」の異名もとる人物だ。 7日夜、都知事選の落選が決まり、記者の質問に答える石丸伸二氏(木戸佑撮影)  そんな藤川氏は、石丸氏の選挙戦について「当初からSNSに接する機会の多い若い層の支持は非常に強いものがあった」と分析。選挙戦ではネットに加え、街宣を通じて高齢者を含む幅広い世代に支持を訴える戦略をとったという。  石丸氏は、6月29日には18カ所で街頭に立った。平日も30分単位で精力的に街宣し、都内各地で支持を呼びかけた。  藤川氏は「何の動員もせず、各地の街宣に1000人を上回る聴衆が詰めかけた。普通の政治家にこんなことはできない」とした上で、「これまで政治や選挙に関心のなかった無党派層が石丸氏をきっかけに政治に関心を持つようになったのではないか」と指摘。「政党から何の推薦も支援も受けない候補がここまで善戦するのは、一種の地殻変動だ」と語った。 ...
東京都知事選挙、主要候補の公約比較 = 候補者たちは何を訴えている? | The HEADLINE

東京都知事選挙、主要候補の公約比較 = 候補者たちは何を訴えている? | The HEADLINE

この記事のまとめ 💡 東京都知事選挙、主要候補の公約比較⏩ 過去最多56名が立候補⏩ 経済・雇用、少子化・子育て・教育、行財政改革・DX、インフラ・防災など8項目で比較⏩ 現職の小池百合子に蓮舫、石丸伸二、田母神俊雄などが挑む構図、投開票は7月7日 ...
自民党がフリーなカネ「政策活動費」温存に一生懸命 独自の政治資金規正法改正案を提出 しっかり穴だらけ:東京新聞 TOKYO Web

自民党がフリーなカネ「政策活動費」温存に一生懸命 独自の政治資金規正法改正案を提出 しっかり穴だらけ:東京新聞 TOKYO Web

 自民党は17日、派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正案を衆院に単独で提出した。焦点の一つである政策活動費の使途公開は項目単位にとどまるなど、支出の実態が見えない「ブラックボックス」は相変わらず。連立与党の公明党ですら共同提出を拒む異例の状況で、野党は「検討対象にも値しない」と一斉に批判。衆院の政治改革特別委員会で22日に審議入りするが、自民と他党の隔たりは大きく、協議の難航は避けられそうにない。(井上峻輔) ◆首相「実効性ある」 しかし自民党内にも疑問の声が 17日午後6時過ぎ、記者団の取材に応じる岸田文雄首相=首相官邸で、千葉一成撮影  岸田文雄首相は17日夕、官邸で記者団に「実効性のある再発防止策になった。政治改革特別委の議論に真摯(しんし)に対応し、政治の信頼回復につなげていきたい」と強調。自民の森山裕総務会長は「自民党が変わったと感じていただけるのではないか」と自画自賛した。  首相らは自民案に「実効性がある」と繰り返すが、実際には与党内にもそんな受け止めはほとんどない。象徴的なのが党から議員個人に支出される政策活動費の使途公開だ。  自民案では政党から50万円以上の支出を受けた議員は使途を政党に報告し、党の収支報告書に記載する。その内容は「組織活動費」「選挙関係費」など大まかな項目だけ。個別の日時や支出先は明らかにされず、領収書の添付も不要だ。  自民の二階俊博元幹事長は5年余りの幹事長在任中に約47億8000万円を受領していたが、使い道がはっきりせず、政治不信を招いた。自民案では、二階氏の時のようなチェックが及ばない資金が残ることになる。  首相は国会審議で詳細な使途の公開に慎重姿勢を示してきた。法案作成を担った鈴木馨祐衆院議員は台湾との議員外交まで持ち出して「果たしてそういったものを全てオープンにするべきなのか」と強弁する。 ◆自民幹部「国民の理解をいただけるのでは」と期待  そんな対応に自民内からも「項目だけの公開では国民の理解が得られない」(閣僚経験者)と懸念の声が上がり、16日の党会合では政策活動費そのものの廃止を求める意見も浮上。中堅議員は「幹部は自由に使える金を手放したくないのだろう」と冷ややかだ。 自民党本部  共産党の小池晃書記局長は「大きなブラックボックスを小さなブラックボックスにするだけ」と批判。立憲民主党の泉健太代表は「これで透明性が高まったというのは大間違い」と突き放す。  パーティー券購入者名の公開基準では、公明や野党各党は現行の「20万円超」から通常の寄付と同等の「5万円超」への引き下げや、パーティーの廃止を主張するが、自民案は「10万円超」で透明性の確保で劣る。野党各党が求める企業・団体献金の廃止も盛り込まれなかった。  自民は他党より企業・団体献金への依存度が高く、その資金源を温存したいのが本音。森山氏は「10万円超に引き下げたのはかなりの決断だった。政治活動にはコストがかかるというのは国民の理解をいただけるのではないか」と述べた。   ◇   ◇ ◆落選した自民陣営が対立候補への寄付者に押しかけて…  自民党が単独で衆院に提出した政治資金規正法改正案は、政治資金パーティー券の購入者の公開基準については現行の「20万円超」から「10万円超」への引き下げにとどまる。自民は与党協議で「5万円超」からの公開を求めた公明党との合意を見送り、引き下げに強く抵抗する裏にはどんな事情があるのか。  ある若手議員は、自民が「10万円」のラインにかたくなにこだわった背景について「現行の20万から下げすぎることが問題。10万円くらい買う人は結構多い」と解説する。氏名や住所が公開される基準が10万円以下に広がれば、パーティー券の売り上げ減になるかもしれないという理屈だ。  また、議員によると、前回の2021年衆院選では九州地方のある選挙区で、落選した自民候補の陣営が当選した対立候補に寄付した人を割り出し、自宅や会社の事務所に押しかけて詰め寄る事態も起きたという。「立場上の制約はあるがこの人は応援したいという気持ちを否定することにもなりかねない」と寄付者が公開されることになる基準の引き下げに懸念を示す。  「そういう『寄付者つぶし』みたいなことがあると、政界を志そうという若い政治家が出にくくなる。多選の人が有利になって政治の新陳代謝が起きず、おごりや緩みのある政治になってしまう」と指摘する。(佐藤裕介)  政治資金規正法 1948年施行。民主政治の発達を目的に、政治家や政党の政治資金の収支公開や寄付などについて定める。収支報告書は政党や政党支部、政治家の資金管理団体、派閥や後援会などの政治団体が作成し、毎年公表する。リクルート事件(1988年発覚)を受けた1994年の改正で、政治家個人に対する企業・団体献金は禁じられたが、政党や、政治家が代表を務める支部は対象外とされ、抜け穴として残った。パーティー券の購入は寄付には当たらず、1回150万円まで可能。20万円を超える購入者の名前は公表される。 ...
逮捕者まで出て「カオスだった」 大学生が追いかけた衆院東京15区補選 いまの政治に希望は見えたのか:東京新聞 TOKYO Web

逮捕者まで出て「カオスだった」 大学生が追いかけた衆院東京15区補選 いまの政治に希望は見えたのか:東京新聞 TOKYO Web

他陣営が演説中、電話ボックスに上り大音量で演説する「つばさの党」代表の黒川敦彦容疑者=4月16日、東京都江東区で  政治団体「つばさの党」による他陣営への演説妨害行為が、事件に発展した4月の衆院東京15区補欠選挙。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件への怒りなどを背景に、与党候補が不在となり、投票率は過去最低を更新。国民の間に広がる「政治不信」を、象徴する選挙ともなった。与党の責任は大きいが、野党も批判の受け皿になりきれていない。同補選で、各候補の演説を聴いて回った大学生たちに、いまの政治はどう見えるか。(山田雄之、森本智之) ◆野党の見本市のような選挙  2019年以降、汚職事件や公職選挙法違反事件で、衆院議員や区長(いずれも辞職)が相次いで立件された江東区。加えて派閥の裏金事件による逆風のなかで、自民党は独自の候補を擁立できず、衆院東京15区補選は、野党や無所属など過去最多の9人が立つ混戦となった。  つばさの党の候補者らが他陣営を追いかけ、拡声器などを使って演説を聞き取れないようにするなどの行為も問題化。他陣営は演説を中止したり、日程の公表を控えたりするなどの対応を余儀なくされた。 他陣営の演説中に公衆電話ボックスの上から声を上げる根本良輔容疑者=4月16日、東京都江東区で  不祥事に起因する江東区内の選挙が相次いでいる。「政治に期待しても、何も変わらないと思っているかもしれない」。投開票前日の4月27日夜、女性候補の1人は街頭で政治不信に触れて「政治をあきらめないで」と有権者に訴えかけた。しかし、補選の投票率は、過去最低だった17年をさらに14.89ポイントも下回る40.70%にとどまった。  異例ずくめの補選を「野党の見本市のような選挙。学生が多くの候補者の話を聴ける機会になれば」と位置づけて、フィールド調査をしたのが、法政大大学院の白鳥浩教授(現代政治分析)のゼミだ。大学2年から院生まで十数人が参加し、告示日や選挙サンデー、最終日の演説を聴き、外交や憲法、消費税など各候補が重視する問題を演説時間から分析した。 ◆陣営同士が争い、警察が介入「演説を聴きに来た有権者もいたのに…」  各候補の訴えや選挙は、学生たちにどのように映っただろうか。 3年白井大也さん(20)=横浜市=は選挙サンデーの4月21日、つばさの党の妨害の影響で、女性候補の事務所に演説場所を教えてもらえず困ったという。ようやく目当ての候補の選挙カーを見つけたと思ったら、つばさの党の関係者が大音量の罵声をスピーカーで流し始め、その場の演説も中止となった。 街頭演説会場を警備する多数の警察官=4月21日、東京都江東区で  「陣営や支援者同士で争いになり、警察も来てカオスだった。仕事がない日曜日だから、と演説を聴きに来た有権者もいたと思う。聴かせてあげたかった」と残念がる。選挙運動の最終日、有権者の声援を受けた男性候補が涙の演説を行い、「人柄と熱意に心打たれた場面もあった」という。  気になったのは、やはり自民の裏金問題だ。「税金の使われ方が分からないのは不満だし、クリーンな政治をやってもらいたい。でもどの野党に入れたとしても過半数は取れない。政治が変わらないなら投票行かなくていいや、と若者は思っちゃうんじゃないか」 衆院東京15区の補欠選挙が告示され、街頭演説に集まった人たち=4月16日、東京都江東区で  「もう少し具体的な政策を聴きたかった」と振り返るのは、3年佐川太郎さん(20)=八王子市。告示日と最終日に演説を聴いた女性候補は、政党の理念を説明する場面が多く目立ったという。「どのように政党の理念を実現するのか、候補者が考える方法が知りたかった」と話す。  政権交代を望む声が上がっていることには、少し懐疑的だ。「自民党が長年にわたり政権運営してきた。批判に慣れている野党がいきなり交代して、与党として新たな政策を考えていけるのか、不安はあります」 ◆真剣に演説を聴いたら「好感を持てた候補も」  候補者4人の演説を聴いたという3年加藤巧真さん(21)=同=は「今回ほど真剣に、各候補の演説を聴いたことはなかった。好感が持てた人もいた」と明かし、ある男性候補を「自分が実現したい社会を、分かりやすい言葉で説明していた」と評価した。  補選の投票率は過去最低を更新したが、「国民の政治への関心が低い、とは言い切れないと思う。信頼できる候補を見つけられなかった有権者の中には、白票を投じるのではなく、選挙に行かないことで意思を示す人もいるはず」と話す。  指導した白鳥教授は「政治の閉塞(へいそく)感を表す選挙だった。ただ、政治家の演説をじかに聴くのは貴重な機会。民主主義の実践の現場を学ぶことができ、訴えを分析することで、冷静に候補の主張を受け止める目を養えたのでは」と述べた。 ◆「全敗」でも政治不信に向き合わない自民  東京15区と同日行われた島根1区、長崎3区と合わせ衆院3補選は不戦敗を含め、自民の全敗となった。それにもかかわらず、自民の政治不信に向き合う姿勢は、疑問符が付く状況が選挙後も続いている。  「再発防止の話と、自民党の力をそぎたいという政局的な話がごっちゃになっている」。派閥の裏金事件を受けた政治資金規正法の改正を巡り、党政治刷新本部座長の鈴木馨祐衆院議員は12日のNHKの討論番組で、野党側の出席者をこう批判した。 記者団の取材に応じる岸田首相=17日、首相官邸で  企業・団体献金の廃止など、自民党に抜本的な改正案を求める野党への反論だが、裏金事件の真相究明や改革は重要課題だ。自民の責任者でありながら、野党による「政局」であると、問題をすり替えるような意見には、交流サイト(SNS)でも批判が相次いだ。  環境相との懇談で水俣病の被害者らが発言中にマイク音を切られた問題を巡っても、環境省は大臣の謝罪や、対応力を高めるタスクフォースの新設を余儀なくされた。岸田政権の看板の「聞く力」も問われている。 ◆「政権を担えるのか」国民の支持取り込めぬ野党  時事通信の世論調査によると、自民党派閥の裏金が発覚した昨年12月の調査で、岸田政権の支持率は17.1%となり、2009年9月以来2割を下回った。その後も低迷し直近の5月は18.7%だった。 衆院本会議=4月25日  ただ、野党の支持率も低い水準にとどまっている。5月の調査で立憲民主が5.1%、日本維新の会が2.1%。その一方で「支持政党無し」は66.9%に達し、12年に自民党が政権復帰して以降、最も高くなった。政権与党から離れた国民の支持を、野党も取り込めていないのが現状だ。  明治大の井田正道教授(政治行動論)は「金権政治に対する不信があって与党は支持したくないが、野党は分散していて、自民の代わりに政権を担えるのか、その能力にも不信がある。その結果、増えているのが無党派層だ」とみる。今回の補選でも「自民党は嫌だ。でも野党にも入れる気にならない」という人が棄権に回り、低投票率になったと分析する。 ◆与野党が競い合わなければ政治は良くならない  与党にも野党にも満足できず、政治から国民の関心が遠のいている。  中央大の山崎望教授(政治理論)は「政権はレームダック(死に体)で、本来は野党にとってはチャンスのはず」と指摘した上で、「最大野党の立民にしても、今の与党に代わる政権構想を打ち出せていない。自民に政治改革が期待できない以上、野党には、国民の不信不満をまとめあげて、対立軸を示してほしい」と注文する。  前述の白鳥教授も「いまの政治不信は与党の責任が大きい」とした上で「自民の1強多弱が問題の根源にある。国会に緊張感がないから、自民は政治と金の問題でも、抜本的な改革案を示さなくて済んでしまう。与野党が伯仲しなければ、政治は良くならない」と野党に奮起を促した。 ◆デスクメモ  15区補選を追った大学生の中には、候補の事務所付近に張り込んで、演説を待ち続けた人もいるという。「大人として恥ずかしくないのかよ!」と、つばさの党の関係者が子どもに突っ込まれているニュース映像も見た。若い世代を落胆させるような選挙戦は、これっきりにしたい。(恭) ...
投票は誰に?各候補者の考えは…東京15区補選 政治献金、憲法9条、原発、選択的夫婦別姓…アンケートしました:東京新聞 TOKYO Web

投票は誰に?各候補者の考えは…東京15区補選 政治献金、憲法9条、原発、選択的夫婦別姓…アンケートしました:東京新聞 TOKYO Web

 衆院3補欠選挙(28日投開票)の東京15区(江東区)では、新人と元職の計9人が立候補しています。それぞれの候補は「政治とカネ」や「原発」などの課題に対しどのような考えを持っているのでしょうか。アンケートへの回答を紹介します。(届け出順)※回答文は原則、表現を変えずに掲載しています。 ◆質問ごとに候補者の回答を比較する<1>「政治の信頼回復どう訴える」「政治にカネ必要?」(このページ)<2>「企業・団体献金禁止に賛成?」「連座制導入に賛成?」<3>「憲法9条の改正どう考える」「原発への考えは」<4>「選択的夫婦別姓制度の導入は」「小池都政の評価は」◆候補者ごとに回答を読む(上から届出順)福永活也(ふくなが・かつや)さん(43)=諸派・新=弁護士乙武洋匡(おとたけ・ひろただ)さん(48)=無所属・新<推薦>国民民主、ファーストの会=ファーストの会副代表吉川里奈(よしかわ・りな)さん(36)=参政・新=看護師秋元司(あきもと・つかさ)さん(52)=無所属・元=元環境副大臣金沢結衣(かなざわ・ゆい)さん(33)=日本維新の会・新<推薦>教育無償化を実現する会=元江崎グリコ社員根本良輔(ねもと・りょうすけ)さん(29)=諸派・新=IT会社経営酒井菜摘(さかい・なつみ)さん(37)=立憲民主・新=元江東区議飯山陽(いいやま・あかり)さん(48)=諸派・新=麗沢大客員教授須藤元気(すどう・げんき)さん(46)=無所属・新=元総合格闘家<質問1>政治とカネを巡る事件が後を絶ちません。政治の信頼回復についてどう訴えますか。福永活也さん=諸派「NHKから国民を守る党」・新人  法制度として中長期的には、政治家も個人事業主として原則課税対象として経費支出は領収書等により疎明すべき。制度が整うまでは自主的に収支の内容や目的の明細を公表して国民の信頼に努めるべき。乙武洋匡さん=無所属・新人  政治資金規正法を改正し、政治とカネの問題を根本から決着。具体的には、政治資金収支報告書の虚偽記載への罰則強化、政治資金・政党助成金の監督をする第三者独立機関の設置、調査研究広報滞在費などの使途を公開。吉川里奈さん=参政党・新人  参政党は結党当初から党運営については党費や個人からの寄付等でまかなっています。既存政党にはなかったガラス張りでクリーンな資金運用を知っていただければ、有権者からの信頼は得られると考えています。秋元司さん=無所属・元職  情報をディスクローズして、常にガラス張りの状況を作り上げる体制を整備します。金沢結衣さん=日本維新の会・新人  今国会中に緊急に行うことは、政治資金規正法の罰則強化・連座制導入、パーティーの見直し、外部監査の徹底等の透明化を図る。さらに、納税者目線でのクリーンな政治の実現に向けての改革を継続する。根本良輔さん=諸派「つばさの党」・新人  統一教会という反日カルト宗教がバックにいる自民党が政権与党の時点で信頼回復もない。同じく政権与党の公明党も創価学会というカルト宗教が運営している。この時点で政治の信用回復なんてものはあり得ない。酒井菜摘さん=立憲民主党・新人  今の江東区や国会での政治とカネの問題は、すべて自民党によるもの。私たちが勝利することで、お金に汚い、古い自民党政治ときっぱり決別し、国民に信頼される、まっとうな政治を取り戻したい。飯山陽さん=諸派「日本保守党」・新人  今般の事件は氷山の一角である。政治資金規正法、公職選挙法など関連法の改正はもちろんのこと、議員の家業化、議員特権含め抜本的な制度見直しが必要。議員報酬の引き下げ、特権、世襲をなくす法改正を訴える。須藤元気さん=無所属・新人  収支報告書漏れ分は政治家個人の所得として課税対象とし、申告漏れに対しては追徴課税を納めて頂くべきであり、悪質な場合は国税局が所得隠しの容疑として捜査すれば政治の信頼は取り戻せる。<質問2>政治にお金は必要ですか。(1)大いに必要 (2)ある程度必要 (3)あまり必要ない (4)まったく必要ない福永活也さん=諸派「NHKから国民を守る党」・新人...
安倍派5人衆の世耕弘成氏、「裏金」を高級クッキー店でたびたび支出…食べたのは誰? 「一見さんお断り」で入手困難:東京新聞 TOKYO Web

安倍派5人衆の世耕弘成氏、「裏金」を高級クッキー店でたびたび支出…食べたのは誰? 「一見さんお断り」で入手困難:東京新聞 TOKYO Web

自民党安倍派の実力者「5人衆」の一人で、前参院幹事長の世耕弘成(ひろしげ)氏の政治団体は、派閥からキックバック(還流)されたパーティー券収入から頻繁に「贈答品」を購入していた。 中でも目を引くのが購入先だ。訂正した収支報告書には、一見さんお断りの老舗洋菓子店の名前がずらり。 この店の看板商品という高級クッキーを巡っては、世耕氏に新たな疑惑も持ち上がっている。(加藤豊大、佐藤裕介) 自民党の世耕弘成前参院幹事長 ◆裏金から「贈答品代」毎月出費 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で、世耕氏の場合、収支報告書に不記載だった還流分は、2018年からの5年間で総額1542万円に上った。 2月末に訂正した世耕氏の資金管理団体「紀成会」の2021~22年分の収支報告書には、還流分の使い道として「贈答品代」の記載が追記されていた。 贈答品の購入先として頻繁に登場していたのが、創業150年になる東京都内の老舗洋菓子店だ。 2021年は6件で計12万6000円。2022年になると、毎月欠かすことなく月1回の頻度で購入しており、総額は25万2000円に上っていた。 世耕氏は、裏金事件を受けた1月の記者会見で、「現状把握できている支出はすべて政治活動費で、不正な目的や私的な目的でなされた支出は一切確認されていない」と説明していた。 「政治活動のために使った」という世耕氏。では、いったい、どんな人に、何のために、老舗洋菓子店の商品を贈っていたのだろうか。 世耕氏の事務所に問い合わせたが、「お答えしない」という。 裏金事件を受け、訂正した世耕氏の資金管理団体「紀成会」の収支報告書。「贈答品代」として老舗洋菓子店に毎月支出した記載がある ◆注文しても手に入るのは1年先 世耕氏が、派閥から還流された金で購入していた老舗洋菓子店は、ただの店ではない。 SNS上で「1年先からしか予約が取れない」「一見さんお断りの超高級クッキー」などと取り上げられている人気店だ。 店に取材すると、創業は1874(明治7)年。明治政府が建てた迎賓館「鹿鳴館」の舞踏会にも、店のお菓子が提供されたという。 看板商品のクッキー缶は、サイズに応じて8000~3万4000円。店の担当者は「今注文を受けても、提供できるのは1年先」と話す。 注文するにも会員の紹介が必要だ。ただ、SNSの投稿で注目を浴び、会員数が近年急増。注文が殺到したため2022年6月から新規の会員登録を停止しているという。 店の担当者は「会員数は非公開」とし、「立場があるからお譲りするわけでもない。会員はさまざまな人がいる。政治家もいるが、全体の数からいうと多いわけではない」と話す。 世耕氏がよく利用しているのか尋ねると「個人情報に関わることなので言えない」とのことだった。 ◆ロッキード事件でアリバイに ロッキード事件で逮捕され、東京地検を出る田中角栄元首相=1976年7月、東京・霞が関で この老舗洋菓子店は、1976年に発覚した「政治とカネ」を巡るロッキード事件にも登場する。 検察が押収した田中角栄元首相の秘書の手帳に、店の名前が書かれていたのだ。 店の付近で現金授受があったとにらみ、検察側が追及すると、秘書は「店に菓子を引き取りにいった」として現金授受を否定した。 ところが、手帳に記された日は店の休業日だったことが、法廷に呼ばれた店の経営者の証言で判明。秘書のアリバイが崩れることになった。 ◆地元支援者「世耕さんからもらった」 裏金から支出した時期とは異なるが、2023年に世耕氏から直接、この老舗洋菓子店の高級クッキーをもらったという人物が現れた。自身のブログに赤裸々につづっていた。 この人物は、世耕氏の資金管理団体「紀成会」の収支報告書によると、世耕氏の有力な地元支援者のようだ。世耕氏の選挙区である和歌山市在住。「会社相談役」という肩書きで、2020~22年の3年間に総額236万円を献金していた。 この地元支援者は、ブログで自身を和歌山市内の木材加工会社の相談役と紹介している。 ブログでは、2023年11月ごろ、東京都内で世耕氏と会食。世耕氏と別れた後、「世耕さんからもらったクッキー缶を片手に」銀座のクラブに立ち寄ったとしている。 ◆「クッキー缶のおかげでヒーロー」 クラブでクッキーを振る舞うと、「ホステスのみんなからは今まで聞いたことのないような歓声が」と明かし、「クッキー缶のおかげで今夜はヒーロー。世耕先生、ありがとう」と、世耕氏への感謝の言葉をつづっていた。 世耕氏から老舗洋菓子店のクッキー缶をもらったことをつづった地元支援者のブログ(一部画像処理) 木材加工会社の関係者は、この地元支援者について、本紙の取材に「社内では相談役と呼んでいる」と明かした上で、ブログの執筆者であることも認めた。ただし、ブログの内容については「本人が出張中で分からない」とのことだった。 公職選挙法では、政治家が選挙区内の人に金品を贈ることを禁じている。 世耕氏の事務所に、ブログに書かれた内容が事実か尋ねたが、「お答えしない」とのことだった。 ◆世耕氏「会食費の負担という思いで」 世耕氏は8日になって、国会内で報道陣の取材に応じた。 世耕氏は、高級クッキーを贈った地元支援者を「個人的にお付き合いのある経営者」と明かした。 クッキーを贈った経緯については「こちら側から応分の(会食)費用負担をお願いしたが固辞された。せめて一部の負担をという思いで(クッキー)をお渡しした」と説明。「いわゆる公選法違反が禁じる寄付には当たらない」と違法性を否定した。 ...

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【東京】Art for Well-being 表現とケアとテクノロジーのこれから – artscape

シビック・クリエイティブ・ベース東京にて、[展覧会/シンポジウム]Art for Well-being 表現とケアとテクノロジーのこれからが開催されます。 ******* 表現すること、表現に触れること、表現しあうことは、よく生きるために必要です。だからこそ、病気や事故、障害の重度化などによって、心身がどのような状態に変化しても、さまざまな道具や技法、AI(人工知能)やMR(複合現実)などの新しいテクノロジーとともに、自由に文化芸術活動をはじめることや継続できる方法を探っています。…本展覧会は、障害のある人たちの表現活動とケアの現場、そしてテクノロジーとの出会いから見えてきた可能性や課題を展示し、これからの可能性をみなさんと一緒に考えていきます。 展覧会 展示内容 ① 身近な音と新たな音色が生み出す表現 ② なみにふれるダンスワークショップ ③ とけていくテクノロジーの縁結び ④ 福祉×NFTアートによる仕事づくり *詳細はこちらをご覧ください。 シンポジウム 実験的な取り組みに関わってきた障害福祉の現場の人たちや技術者が集い、現時点での課題や期待などを共有しながら今後の可能性や展望について語り合います。 ■シンポジウム①「身体表現とテクノロジーとウェルビーイング」 日時|3/19(水)17:00〜18:30 登壇者|新井英夫(体奏家・ダンスアーティスト)、板坂記代子(踊る手しごと屋)、佐久間新(ジャワ舞踊家)、筧康明(インタラクティブメディア研究者/アーティスト、東京大学大学院 教授)*オンライン登壇、渡邊淳司(日本電信電話株式会社 上席特別研究員) 司会進行: 小林茂(情報科学芸術大学院大学 教授) ■シンポジウム②「ケアの現場で考える、音色生成AI・MRとつくる表現の可能性」 日時|3/21(金)16:00〜18:00 登壇者|木村基(四天王寺和らぎ苑 リハビリテーション室 主任、作業療法士)、
徳井直生(アーティスト、株式会社Neutone 代表取締役)、
武田和恵(福祉とアートのコーディネーター)、菊地将晃(ダンサー)、緒方壽人(デザインエンジニア、Takramディレクター)、清水淳子(デザインリサーチャー) 司会進行: 小林茂(情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 教授) 参加費|無料 定員|各回50名(要申込) *詳細はこちらをご覧ください。 ■ギャラリーツアー Art for Well-being プロジェクトスタッフによる展示内容の紹介ツアーを実施します。毎日2回ずつ実施。 [1]14:00~15:00
[2]17:00~18:00  *3/19(水)・3/21(金)除く...

山東省微山県:運河の大市は正月の雰囲気が濃く、生活の息吹で新春を迎える

微山県の運河の大市に入ると、濃厚な正月の雰囲気が押し寄せる。百を超える屋台が通り沿いに並べられ、目を見張るほどの商品と、ひしめき合う人々によって、祝祭的で穏やかな年画のような光景が目の前に広がる。 大运河微山湖博物館の前では、竹馬舞の民俗文化パフォーマンスが多くの市民を引き止めて見物させた。十数人の異なる歴史的人物の扮装をした役者たちが「竹馬」にまたがり、右手に鞭を持ち、リズミカルな太鼓の音に合わせて、器用に跳び、ひっくり返り、走る。馬の姿勢を模倣することで、湖の地域の民間物語と生活シーンを巧みに再現している。円形のフィールドを走る、双四門など様々な陣形の変化で「万馬奔騰」の勢いを演じ、観客席の観客たちを大満足させ、「なかなかだ」と絶賛させた。祝祭の雰囲気が笑い声とともに高まっている。「竹馬舞は年配の師匠に教わったもので、今は暇を見つけて子供たちにも踊り方を教えている。私たち微山の民俗文化を引き継いでいかなければならない」と竹馬舞の役者、郭路路さんは喜んで語った。 年賀用品の大市での特色ある花饅頭もまた一大見どころとなり、市場で大人気を博している。普通の饅頭とは異なり、「花饅頭」はホウレンソウ、かぼちゃ、紫いいもなどの原料を使い、麺彫りの芸術と結びつけて、花や鳥、魚や虫、干支や瑞獣などの縁起のいい要素を巧みに麺生地に溶け込ませている。すべての作品が生き生きとしており、舌の満足だけでなく、伝統工芸の視覚的な饗宴でもある。「師走に入ってから、花饅頭の注文は 1 日に 2、3000 箱に達する。私たちは絶えずイノベーションを重ね、さまざまなデザインの花饅頭や、最新のデザインの花饅頭を消費者に届けていきたい」と山東金味坊食品有限公司の総経理、朱耿梅さんは述べた。 竹馬舞や花饅頭に加えて、獅子舞のパフォーマンス、飴細工、飴絵などの特色ある民俗も大市で「次々と登場」している。 市に始まりながら、市だけに留まらない。微山県は運河の大市を基盤として、新しいアイデアを生み出している。「3、2、1、リンクを掲載!」微山県のメディア融合スタジオで、「微山湖選抜」の公式アカウントが生放送をしている。「今日紹介する商品は私たち微山湖のアヒルの卵の塩漬けです。皆さんご存知のとおり、微山湖は北方最大の淡水湖で、私たちのアヒルは年中魚やエビ、サザエを餌にし、きれいな湖水を飲んで育っています。皆さん、この油っぽい卵黄を見てください。ご飯に合うでしょう」と司会者たちはにこやかに笑いながら、湖の地域の商品の独特な味を詳しく紹介し、画面に表示される多数のメッセージや質問に丁寧に応えている。オンラインの市の盛り上がりは物理的な空間の制限を突破し、一連の EC 生放送は、消費者の多様な年賀用品のニーズを満たすだけでなく、「良品微山」の魅力を全国に広めている。